肘の痛みについて
目次
このような悩みはありませんか?
◻️家事や料理のときの肘の痛み
◻️荷物を持つときの肘の痛み
◻️肘の痛みでスポーツが思うように出来ない
◻️肘から先が痺れる
◻️朝起きてすぐの肘の痛み
このような肘の痛みの正体は?
一重に肘の痛みと言っても、その原因は様々です。
スポーツを活発に行う子ども、身体を動かして働く肉体労働者、家事を行なう主婦の方、退職してしばらく経ったご老人。
老若男女様々な方が肘の痛みでのお悩みを抱えています。
このような肘の痛みは世代や生活習慣によって原因が異なります。
・テニス肘「上腕骨外側上顆炎」
テニス肘とはテニス愛好家に多い病態から名づけられた通称で、正式名を「上腕骨外側上顆炎」と呼びます。
テニス肘は、肘の外側にある上腕の骨と指の骨をつなぐ伸筋腱が炎症を起こした状態であり、30代後半~50代の方に起こりやすい疾患です。
テニス肘はテニスをしている方だけでなく、日常生活の動作によっても発症しやすく、主な症状は、物を掴んで持ち上げたり、振ったりする動作や雑巾を絞る動作などを行ったとき、パソコン操作をした時などに、肘の外側から前腕(肘から手首までの部分)に痛みが現れます。ただし、手を動かしていないときは、ほとんど痛みません。
・ゴルフ肘「上腕骨内側上顆炎」
ゴルフ肘は、上腕骨内側上顆部(手首を手のひら側に曲げる腱)に炎症が起こることで、肘の内側に痛みが現れる疾患です。ゴルフ肘は正式名を「上腕骨内側上顆炎」と呼びます。
主な原因は、手首を曲げるような動作を繰り返すことによる過度な負荷であり、さらに加齢に伴う腱の弾性低下も要因となります。
ゴルフで手首中心の無理なスイングをすることで発症しやすいことから、ゴルフ肘と呼ばれていますが、テニスのフォアハンド、やり投げも同様に手首に負担がかかりやすく、レンガ積み、タイピングなどでも発症することがあります。
・肘内障
肘内障は5歳以下の子供によくみられ、手を引っ張られた後や転んで不自然に手を突いた後などに発生しやすい怪我です。
原因は、肘の靱帯から肘の外側の骨(橈骨頭:とうこっとう)がずれることによる亜脱臼(あだっきゅう)で、「腕が抜けた」と表現されることもあります。
主な症状は、肘の痛みです。腕を動かすと痛むので、腕をだらんと下げたまま、動かさなくなる特徴がみられます。
・変形性肘関節症
「変形性肘関節症」は60代の男性、おもに肘をよく使うスポーツや重労働をしていた男性に多くみられます。痛みや肘関節の可動制限で口に手が届かない、髪を洗えないなど、日常生活のなかで肘を曲げたり伸ばしたりするのが困難になって気づくことが多いようです。通常は肘の軟骨が関節面を覆っていて、肘にかかる衝撃をやわらげてくれるのですが、その軟骨がすり減ると骨と骨がぶつかり、骨棘(こつきょく)というトゲができて神経に当たるため、肘をギュッと曲げると痛みを覚えます。
肘の痛みの原因は?
上記の通り、肘の痛みの原因となる病気や疾病は様々です。長時間同じ姿勢でいる事が原因になる場合や、肉体労働や激しい運動を日常的にされている場合、など症状や生活習慣によって原因も様々です。
どんな肘の痛みの症状も根本的な治療をしなければ痛みは治りません。
わかば整骨院では、患者様一人一人のお身体の状態を分析し、筋肉、骨、筋膜、その他内科的疾患などを考慮し、原因を追求しております。
肘の痛みを改善するには?
わかば整骨院の施術は肘の痛みに対して、患部である、肘や腕だけでなく、根本原因である、骨盤や背骨にアプローチをする施術を施します。
まず骨盤周辺の筋肉をしっかり緩めた後に、背骨、骨盤、下肢の歪みをわかば整骨院独自の矯正方法で本来の正しい位置に戻して行きます。
それと同時にわかば整骨院では「最新のEMS」により骨格を“支える”インナーマッスルを鍛え、正しい姿勢をキープできる力をつけていきます。
また、坐骨神経痛は生活習慣によるものが多いため、日常の生活の過ごし方を変えていかなければいけません。そのため、体の正しい使い方や簡単に出来るセルフストレッチなどもお伝えしていきます。
ケガ(痛み)に負けないカラダ作りを!
人間の身体は非常に繊細なバランスの上に成り立っています。そのバランスの一部を改善させたところで、その要因となるもの全てをきちんとケアしないと再発に繋がりやすくなってしまいます。
怪我しにくい、強いカラダにするために、遠賀郡岡垣町のわかば整骨院では全身のバランスや体の使い方(習慣)なども含めた根本改善を常に目指しております。
肘の痛みでお困りの時は、わかば整骨院にご相談ください!
Q&A
Q1肘の痛みを放置するとどうなりますか?
A1 肘にも関節の変形が起こってきます。痛みが続くと指の腱鞘炎や握力低下が起こり、日常生活にかなり支障をきたします。
Q2肘の痛みで気をつけることはありますか?
A2 テニス肘やゴルフ肘といわれる肘の内側や外側の急性炎症は冷やすことを優先してください。
肘の骨がでてきたり、変形性肘関節症と診断された方は無理に動かすと変形が進行する可能性が高いのでまずは当院へ受診してください。
執筆者:わかば整骨院中央台院
柔道整復師 木村 俊輝
幼い頃からサッカーをしていて、ケガをすることが多く私自身学生時代整骨院に通っていました。
その時気付いた施術の大切さや身体に痛みがあるという事の辛さを多く体験しているからこそ、患者様にお伝え出来ることがあると思います。
資格取得後も身体や施術の理解を深めるべく、日々精進しております。
その経験を元に患者様に合う適切な施術を行っております。